鍼灸・整骨とは

鍼灸とは

 戦国から後漢(B.C.5世紀~A.D.3世紀)にかけて中国で発祥した伝統医学です。体のつぼを鍼(はり)や灸(きゅう)などで刺激し、多様な疾病への治療的な介入や健康増進を促し体が持っている自然治癒力を高めます。日本では「医師」の他「はり師」「きゆう師」がこれを行えます。  使用される鍼は専用のものです。太さは縫い針などとは比べ物にならないくらい細いものです。弾力に富みよくしなります。先端は鋭くなく微妙に丸みがあります。灸は蓬(よもぎ)の葉から生成された艾(もぐさ)を使用します。血管や神経を狙うものと誤解をされますが。通常、血管や神経を避けてつぼを刺激します。
 良く痛みのことを気にされる方がいますが、針には皮膚痛というものがありますので「鍼管」という道具を使用し対処します。うまく行けば痛みを伴いません。
 皮膚上には細い静脈・痛みに敏感な点(痛点)・小さな傷の瘢痕部などに当たる場合がありますので、無痛というわけにはいきません、しかし痛みは一瞬で軽微です。
 ほかに「ひびき」といわれる「痛み」とは微妙に違う特有の感覚が生じます。ツンツンとかツーン、ときにはズシンと言った感じがします。体に違和感があるひとには肩コリで肩を叩くように心地よく感じる方もいます。
 伝統的な鍼灸はツボを対象に刺激をすることが主ですが、解剖学的な立場で筋肉や神経の走行を指標に考える鍼灸もあり。ツボを無視して鍼灸する場合があります。

整骨とは

 手技(ハンドテクニック)による整復や電気・冷温熱・マッサージ等の物理的刺激を与え、身体機能の回復を図る治療です。
 整体院と間違われることがありますが、整体の大体は東洋医学的な身体観を含む改善技法です。
 整骨院の治療技法は日本古来からの医学や現代西洋医学にも基づいています。理論的な治療法はで基本的には西洋医学です。
 整体院が整体の資格を取得した人が経営する療術院であるのに対し、整骨院は柔道整復師資格という国家資格取得者が経営する治療院のことであり、主に骨・関節・筋・腱・靭帯等の損傷に対する施術を行います。
 整骨院は骨や関節・筋・腱・靭帯等の損傷に対する施術を行います、整体院は損傷というよりは骨のズレや全身のバランス異常を観るところです。
 民間療法整体との大きく違うところは医療行為と法律で定められているために、保険制度が適応されます。
 このためスポーツ障害・骨折・捻挫・脱臼・交通事故後の治療なども行われています。

ご予約・ご相談・お問い合わせはお電話からお気軽にどうぞ
ページの先頭へ
Copyright © SAKAI OSTEOPATHIC CLINIC. All rights reserved.